政党の集合離散で何が変わったか 私たちは日本新党細川内閣に大きな時代の変革を期待したが、無駄だった。 その後の政党の動きは国民に向けたポーズさえ取ってはいましたが、今日にいたるまで立法府としての機能を果たせないままに推移しているのは、小賢しい経済論を聞くまでもなく、日々の生活の中で私達が実感していることではないでしょうか。 大海の表層は天候に左右され、我々国民は翻弄されます。しかし深海に潜む官僚貴族は何か(事件、事故等)在る度にやけぶとりし、着々と権益、利権、天下り先という巣づくりに余念がありません。 最近は補助金、助成金を支出している団体すべてがターゲットになっています。大企業は...... 続きを読む »
作家村上春樹氏と日本テレビ
村上氏の小説「ドライブ・マイ・カー」のなかである町で車からタバコをポイ捨てするところがあり、「この町(町名が語られる)の人もやっている」との記述に当該の町(町議会等)の方々から抗議があったという。村上氏は、謝罪し、北海道は好きでよく行かれる事、またその町名の響きが好きで使用したことなどを説明し、今後他の町名(架空?)に変更します。とのコメントを発表しました。即座の対応とコメントの内容、方向性に爽快感すら感じました。 それに対して当初、「明日ママがいない」では日本テレビは大マスコミよろしく、批判に批判で答え表現の自由まで持ち出し、今後このような事で内容を変更したり、放送を中止などしたら言論...... 続きを読む »
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
非正規雇用の実態。男女雇用均等法は?男子、女子の差別は憲法、法律違反 オイルショック後の92年の非正規雇用は女子、748万人、男子229.1万人。(計977.1万人)97年には女子、847万人、男子266.2万人(計1113.2万人)02年では女子997.6万人、男子380.8万人(計1378.4万人)リーマンショック後の12年、女子1186.9万人、男子526.5万人(計1713.4)となっています。 この数字は規制緩和の美名の基に今後ともさらに増えていくでしょう。数字の増加そのものが本質的問題ですが、それにしても女子の非正規雇用の実態はあまりにも酷過ぎます。 ...... 続きを読む »
馬鹿馬鹿しいほどの民主、自民の総裁選
どちらも本物の役者と言える人もなく、解散後の自己の選挙を睨んで出るとか出ないとか。 テレビや新聞に自己の名前と顔が出れば良いといった具合。報道もただその状況の垂れ流し。 どちらの顔も主役にはほど遠い。 やなりこうなると、大阪維新の会か、みんなの党か、しかし何度も煮え湯を飲まされている我々としては、もう少し事態を見守るしかないのか。 私たちの選択が試される時だが、何とももどかしい。 河野太郎氏は、どうしたのだろう。 最近、本を出版されたが・・・。...... 続きを読む »
河野太郎、自民党総裁選出馬
彼はかねてより正論を吐いているが、それを実践論者として調査、検証し裏付けの基に発言している。ご本人のHP参照。 (行動については政党のしばりの中で限界か)議員の存在意義からすれば当たり前のことのようだが、現実にはほとんどそのような議員は存在しない。(地方議会も然り)天下国論はこちらが黙って聞いていれば何時間でも喋っているだろうが、一度、具体的な政策論になると右や左を気にして玉虫色の抽象論に終始する。 河野太郎で自民党が変わる 彼を総裁にし次の選挙を戦うことが出来れば自民党はまだ救われるだろう。 自民党のDNAが変化していくのか、政党としての使命を終える...... 続きを読む »
官僚という名の脚本家、舞台監督。議員という名の出たがり大根役者。
実は官僚、名は政治家、官僚は組織の温存と拡大、膨張を。 議員は選挙のために官僚のシナリオをいかにも自分達が知恵を絞った台本のように演技して見せるが所詮は出たがり、目立ちがり屋だけの大根役者、脚本家の意図も舞台監督の思惑も理解出来ないまま彼らのお膳立てされた舞台で飛んだり、跳ねたり。時には「実行する政治」などと大見得をきったりする。 そして観客席には多くのマスコミという名のサクラ、面白くも無いのに拍手を送ったり、笑ったり。たまに批判があっても些細な演技やせりふのとちり、箸の上げ下ろしのような愚にもならないことばかり。(そういえばNHKの解説委員てなんなんでしょう、3.11の時によく出ていた2...... 続きを読む »
スポーツ選手と政治家、進化、深化しているのはどっち……
議論の余地はありません。 常に高みへの挑戦、自己との格闘と弛まないトレーニングを自らに課しているスポーツ選手、そして記録は塗り替えられる。一方任期を何期重ねても行政(議会)に対していつも同じような視点、論点からほとんど進まない議論。そして深みのない質問、討議を繰り返すばかり。一向に進化も深化もしない議員。国会から地方議会まで同じ構図が蔓延している。就職議員のため議員になったとたん役所との共同歩調をとり行政のチエック機関としての仕事を放棄しています。 なぜ議会があるのか 民主主義のはじまりと同時に議会が設けられたのは民主主義そのものの危うさからです。 常に独裁、片方に迎合、また官僚の...... 続きを読む »
二十四の瞳
娘へ 娘と沖縄に地震、原発避難で来たのが今年の4月2日。 まもなくして地元の公立中学校に入学。 入学手続きや制服、体操着の準備にと忙しくしている間にあっと言う間に迎えた入学式。君は緊張からか倒れてしまいそのまま保健室。入学式に参加したのは最後の記念写真だけなんとか。12人の生徒に僕は少し感激していました。それはまさに24の瞳がそれぞれ輝いて見えたからです。 沖縄の海に面した中学校。 娘以外はそのまま併設の小学校から上がってきた子供たちです。 どう受け入れてもらえるか、本人もどうとけ込んで行くのか、しかし子供達の様子はそんな心配をみごとに払拭してくれました。本当に来るのを楽しみにして...... 続きを読む »
大津市公立中学校に於けるいじめ自殺に思う
教育委員会の変わらない不作為体質 子供を守るより行政と教育委員会そして学校、校長、教員に責任が及ばないことを第一義的に処理しようとする御用集団それが多くの教育委員会です。 あなたの街でどんな人がメンバーに選ばれていますか。 現職時代2度(2人)いじめ問題に関わりましたが、いずれも事実と真実の解明の前に立ちはだかったのは教育委員会であり校長でした。そしてPTAまでもが学校側につき沈黙してしまうのです。 もし自分の子供が被害者だったら、ましてや加害者だったらとは考えないのです。そして「そんな事調べてなんの得があるんだ」と知人(有権者)を介してやんわりと圧力をかけてくる始末。いずれも...... 続きを読む »